Viaggi(旅行記その5・詳細)

5日目 
ローマ⇒ソレントへ
インテルシティにて、ナポリへ。ナポリからはチルコム・ヴェスヴィアーナ(ヴェスヴィオ周遊鉄道)を利用して、終点のソレントへ。
レモンの街、ソレントにて今日から3泊4日、レモン農家をしているアグリツーリズモに泊まります。

そう、レモンを使ったお料理をたくさん習いたかったのです。
以前、ナポリで食べた、レモンクリームのプロフィッテロールを食べたときから
「このお菓子、作ってみたい!」と思っていたのですが、ようやく念願がかないました。


部屋からの眺め。写真には写っていませんが、海のもう少し左側には、カプリ島が見えるんですよ。






さっそくお転婆ぶりを発揮。ベッドルームがふたつあり、広くて素敵なお部屋でした。







料理レッスン

左のレモンは、ローマのステイ先の庭にあったもの。日本のものと見た目も味もほぼ同じ。
右側がソレント産。ソレントのレモンは大きくて、薄いクリーム色。普通のレモンより、味も香りも、なんとも柔らかいのです。



マンマのイーダさんと一緒に、お目当ての、プロフィッテロール・アル・リモーネを作っています。
明るいイーダさんのお料理はすごく美味しい♪
なるほど、レモン風味のこのシュー、決め手はリモンチェッロだったのね! どぼどぼとクリームに入れます。
リモンチェッロも一緒に作りましたよ・
 
この山盛りのシュークリーム! リモンチェッロ入りのクリームを上からもたっぷりかけ、仕上げに、レモンの皮の黄色い部分をたっぷりすりおろしてふります。

そして、特に気に入ったのが、カショッタと呼ばれる、新鮮な作りたてチーズ。

caglio という、凝乳酵素を牛乳に加えて作ります。作り方はリコッタと似ていますが、リコッタとはまた違う食感。


上は、牛乳にCaglioを入れてしばらくたって、もろもろになってきたところ。
中央は、出てきた水分をレードルですくって捨てています。
下が完成品。イーダさんのレシピには、薄くスライスしたレモンの皮が入るのでさわやかな風味。ソレントの街のリストランテでカショッタはアンティパストに入っていることが多かったですが、レモン入りはイーダさんのところだけでした。

日本でも作りたくて、薬局にCaglioを買いに行きましたが、売られていたのは1リットル瓶。
子連れの荷物にはちょっとデカイ。。諦めました。日本でレンネットを買ってみようと思います。







その他、レモンのリゾット。これもお目当てでした。
そして、詰め物をしたイカのトマト煮。


普通のリゾットと同じように、バターとパルミジャーノで仕上げますが、レモンの皮がたっぷり入ったリゾットは、爽やかな風味で口当たりも軽い感じ。
こちらの家は、イタリアによくある、薄暗い照明、、、なので、写真がイマイチでした。フラッシュたくのあまり好きじゃないので、自然光だけでがんばっていたら、やはり暗すぎ・・。


明日はバスでポジターノ、アマルフィへ♪
・・・・・のつもりで就寝。

でも、イタリア滞在中に事件が起きない方がおかしいってこと、忘れてました・・・・。





6日目

アグリからアマルフィへ行くには、まずバスでソレント駅まで15分。
そこからバスを乗り換えて、アマルフィまでは1時間半の道のり。

でも、アグリのマンマ、イーダさんいわく、朝、1本だけはアグリ近くのバス停から、アマフフィ行きの直行バスが出ている、とのこと。
それに乗った方がいい、と言うので、その直行バスとやらに乗るために、8時50分にアグリを出発。

この辺りのバス停には、看板などなく、「このレストランの前にバスが停まる」といった具合に、建物がバス停としての目印になっています。

で、バスが待てどくらせど、来ない! とういか、ほかのバスは通るので、来たバスを止めて、「アマルフィに行く?」と聞くと、「ああ、今日はここは通らないから、とりあえず乗って!」と言い、アマルフィ行きのバスが通るらしき場所でおろしてくれた。「まあ、優しい!」と思ったのは束の間。

それが、な〜んにもない、山の中。
しかも、道路の中央ベルトみたいなところで降ろされちゃった・・・。
「え??? ここにバス、、、来るの??」
そう思って、辺りを見渡したときは時すでに遅し。乗せてきてくれたバスはとっとと扉を閉めて去っていったあと。
しかも、人通りがない。開いていないトラットリアが一軒あるだけ。
仕方がないので、来るバス、来る車、何かが通るたびに、車を止めて聞きまくり。
みんな、口をそろえて「アマルフィ行きのバスは確かにここを通る。でも時刻表は知らないよ。」とのこと。
途中、イヌに吠えられたりして散々な目にあい、待てど暮らせどバスはこず・・ もうお昼近くです。。。

仕方なく予定変更。。
歩いてソレント駅へとむかい、ソレント市街地を観光をすることに。
それはそれで美味しいものにありつけたので良かったのですが。
ソレントの中心にある広場の一角。リストランテauroraにて。
ソレント風ニョッキ ズッパ・ディ・ヴェルデューラ

大きなピッツアは残った分を箱に入れてお持ち帰りにしてくれました。

ピッツアを頭にのせて運ぶシエキチ
予定していなかったソレント観光の1日となりましたが、レモンやオレンジの街路樹が並ぶこじんまりとした町、ここでゆっくりするためにバスが来なかった?? と前向きに。。。

その翌日は、無事に朝からアマルフィへ


断崖絶壁をカーブしながら進むバスにのること2時間。
生きた心地がしませんでした。。。
二度とこのルートは通りたくありません。次回はサレルノ方面から行こう。。それか船で。。



アマルフィの大聖堂前にてジェラート&この地方の銘菓をがっつきます。

デリツイア・アル・リモーネというレモンクリームのケーキに、スフォリアテッラ、ババなど。一人で3つも食べた後に、、

アマルフィのメインの通りにあったトラットリアにて
いわしのモッツアレラを挟んだフリット


海老とルッコラの手打ちフジッリ


この地方の名物パスタ シャラテッリの魚介ソース。
カンパーニャ州、最高に美味しい!! (いえ、どこの地方へ行っても南ではたいていそう思います)

散々食べたら、ソレント近く、マッサルブレンセのレモン農家へ戻り、また夕食をたらふく食したのでした。

明日はお宿をカプリに移動します♪ カプリについてから宿探し・・・

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